お知らせ・トピックス報

 こんにちは、社長の寺本です。

10月6日(金)~8日(日)の2泊3日で、4年ぶりとなる慰安旅行を今回もほぼ全員参加で実施しました。いや~4年間、長かったですね、社員と楽しみながら、昼も夜も過ごせるっていうのは慰安旅行しかないですからね。そういった意味でも、当社の慰安旅行は毎回、社員の慰安(=労をねぎらい、心を癒せる)がどうしたら出来るかを真剣に考えます。

今回の旅行は四国4県を2泊3日で周り、各県の名所と名物を制覇することにしました。毎回同じですが、行程は旅行会社には任せず、すべて私の案で作ります。自分が行った事がある所で面白かったところ、また「るるぶ」を買ってきたり、ネットで調べたりと・・・今回も相当自信がある行程を組めました。3日間で4県ですから、少しハードだったかもしれませんが、四国が初めてという社員も多かったので、満足してくれたかなと思っています。もちろん恒例のバス内でのゲームもやりました。

そして今回の旅行は、さらに「コミュニケーション」を取り入れました。この4年間、社内セミナーをやったり、出来る範囲で懇親会をやったりで社内のコミュニケーション力(仲良し度)は、すさまじく向上しています。それが生産性のアップにつながっていて、いい循環をしているのは間違いありません。

どうやって取り入れたかと言いますと、単純ですが、すべての席をクジにしました。JRも新幹線もバスも宴会もです。バスは3日間毎日席替えしました。本来なら、仲のいい社員同士3日間ずーっと隣が楽だと思います。席をクジにすることで、もしかしたら普段苦手な人の隣になる可能性も十分あります。でも苦手だなと思っていた人もしゃべってみると、意外といい人だったりお面白かったりする人っているじゃないですか!そんなことを期待しての席替えでした。

嬉しかったのは、小学生の修学旅行を思い出すような「旅のしおり」を総務部の社員が作ってくれたことですね。それと私もホストとしていかに社員に楽しんでもらうかということを意識し続けた3日間でしたが、全社員の笑顔に出会えて、本当に嬉しい楽しい3日間になりました。

慰安旅行の記念に前回からフォトブックを作っています。何もないというのも寂しいし、かといって集合写真を配ってもその内どこかいっちゃいそうなので、旅行中にみんなが各自撮った写真データを集めて、約1,000枚くらいの中から144枚を厳選し、144枚すべての写真にコメントを入れて作りました。(写真参照:表紙は旅のしおりと同じにしました)

参加したい社員だけで行い、内容はほぼ旅行会社任せ、こういった慰安旅行の方が多いんじゃないかと思います。でも寺本鉄工の慰安旅行は、もしかしたら私の自己満足?かもしれませんが、どこにもない、真似のできない、本当の「慰安」旅行だと思っています。

また2年後、寺本鉄工らしい慰安旅行ができるように、頑張って業績を伸ばしたいと思います。

 

こんにちは、社長の寺本です。当社はおかげさまで今年創業55周年を迎える事ができました。

1968年(昭和43年)に創業者寺本清二が、当時勤めていた武村鉄工所から、部品の内職を請け負ったのがその始まりです。福井市勝見町にあった自宅に据え付けた横フライス盤で妻の和子が部品を加工する、そんな簡単な仕事が寺本鉄工の第一歩でした。

それから55年、現在では福井市三十八社町の鉄工団地内で敷地面積約1,100坪に第一工場(加工、総務)、第二工場(組立)、第三工場(組立、設計、電装)、第四工場(組立用クリーンルーム)を有し、社員数は40名(パート2名含む)にもなりました。また、お客様も日本を代表する大企業と直接取引を行えるまでになりました。

これもひとえにお客様、社員の協力、社員のご家族の支えのおかげと心から感謝したしております。ありがとうございます。

50周年の時は節目という事もあり、ユアーズホテルでお客様、社員、社員のご家族を招待し盛大に開催しましたが、今回は社員と同居する社員の家族に1人250gの若狭牛をプレゼントしました。なんと家族合わせて138人分で約35キロになります。まあまあの肉の塊ですね(笑)

1人1人お肉といっしょに、私の熱~い感謝の気持ちも封筒に入れて渡しました(左写真)。それで冗談で食べる前に家族に呼んであげてくださいとお願いしましたら、結構みんな読んでくれたみたいで、それを聞いて、またまた感謝でした。箱の大きさは同居する家族の人数で違います(笑)(右写真)

寺本鉄工はこれからも“高精度・高品質”そして“一流のモノづくり”にこだわり続け、お客様の“ゆるぎない信頼”を得られ続けるよう全社員一丸となって頑張っていきますので、今後ともどうぞ宜しくお願いします。

 

 

こんにちは、 社長の寺本です。

7月26日(水)に「2023年度 電話応対コンクール 福井県代表選考会予選会」が開催され、当社の総務部から3名の女性社員が参加しました。もともと当社では、電話の応対に気を配っていて、日頃から総務部みんなで努力しています。私も努力している姿を見ているので、「こんな大会あるけど出てみたら」と軽い気持ちで言ったところ、3名の女性社員が出場してくれました。事前に総務部で練習し合ったりして、真剣に取り組んでいるのを見るだけで嬉しかったです。そしてなんと1名の社員が予選を通過し、福井県代表選考会に進むことができました。よくやってくれました、おめでとうございます。

また8月も後半に入り、「令和5年度 前期 技能検定」の試験日が近づいてきました。今年は、後期(受験する学科によっては後期になります)に受験する社員も合わせ、なんと!合計11名が受験します。最初この人数を聞いたときに正直あまりの多さにびっくりしました。現在正社員は38名ですが、そのうちの11名であり、電話応対コンクールと合わせると、なんと社員の3人に1人以上が受験することになります。

数年前から、技術向上の為に、資格を取ることを推進しています。国家資格取得手当は出していますが、たいした額ではありません。勉強するのに参考書や教材は会社で購入していますが、学科の勉強や実技の練習は時間外にやることにしています。

それなのにこんなに多くの社員が受験してくれるなんて、とても嬉しいです。どこにも負けない素晴らしい「社風」だと思います。

社員の「向上心」に感謝!です。

 

こんにちは、社長の寺本です。

先日、ある会で福井にある宮崎陶芸村に行ってきました。その名の通り、陶芸を行っているところで、越前焼でも有名な場所であります。

今回はある会の行事の付き添いということもあり、もう何回もやっている(実際は2回)ので、やるつもりはなかったのですが、思いがけず陶芸をすることに・・・。

やっぱりいざやるとなると何を作ろうか真剣に悩みます。なんか他の人と同じは嫌なんですね。だいたいの人は、茶碗か皿か湯飲みです。時間的にあんまり考えてもいられなかったので今回はペン立てにしました。(写真右)

1ヶ月くらいで出来上がってきたので、過去に作ったのも合わせて3つ並べました。左から灰皿、真ん中が湯飲み、そして右が今回のペン立てです。(見ればわかりますかね、笑)

共通している事わかりますか?全部なんか変なマークみたいなものついてますよね。これって実は寺本鉄工のマーク(左)なんです。今回3つ並べて見て、やっぱり私ってこの会社の事が大好きなんだなって思いました(笑)。以上、すみません、変な話で。

こんにちは、社長の寺本です。

4月と言えば、、、昇給ですね(笑)と勝手にこじつけていますが、当社ももちろん昇給しました。

世の中、超物価高であり、国も盛んに賃金上昇を訴えています。当社の電気代も月々約50万円くらいだったのが、80万円にもなっていますし、装置に組み込まれる部品の材料費やモーターなどの購入品費も相当な値上げになっています。じゃあ、それが当社が売っている機械の値段に反映されているかというとなかなか難しいです。それはやはり買う側(お客様)も出来るだけ安い方がいいから、どうしても合い見積もりになり、なかなかこちらが思うような価格で受注できないからです。

同じだけ仕事をしていても、間接コストや仕入れ価格が上昇していて、利益は増えるわけがないというのは現状なんですね。

そんな中、今回の昇給にあたり、去年の暮れあたりから悩んでいました。知り合いの会社では一時金を支給したというところもありました。何とか無駄をなくし、利益を増やそうということで5Sを徹底したり、グループ会議を頻繁に行い、さらなるコストダウンを検討したりしました。でも当社の社員はこれまでも一生懸命コストダウンに取り組んできていましたから、そんなに簡単に利益が増えるわけないんですね。

当社ではコロナ禍であっても、毎年平均約3%~4%で昇給してきました。通常の物価高には十分応えるだけの昇給をしてきたわけです。しかしここ最近の異常な物価高が約4.8%と試算されている中、その物価高以上に昇給をするということは、あきらかに経営を圧迫する方向です。経営者としてここ4~5ヶ月悩みました。物価高に見合わない昇給では、社員が困ります。しかし経営を圧迫させ、企業の存続が危ぶまれるのも社員にとっては困ります。

悩みましたが、社員を信じようと思いました。昇給した分は、期待以上の個人の成長やさらなるムダの排除など、何らかの形で必ず取り返してくれるだろうと。

そういうことで物価高分も考慮し、今年は平均5.8%の昇給にしました。詳しい数字は言えませんが、5.8%というと年間何百万にもなります。1年間社員がまったく成長せず、同じような時間で作業をしていてはこの分がすべて赤字になります。でも、当社の社員なら必ず取り返してくれるでしょう。

家庭がありお父さんお母さんである社員、独身の社員、いろいろです。みんな生活が一番です。物価高になっても家計を圧迫せず、笑顔あふれる家庭を想像できるだけで嬉しいです。お父さんのお小遣いが減らないことを祈ります。(笑)

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