お知らせ・トピックス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、社長の寺本です。

令和4年12月12日(月)に寺本鉄工の第4工場が竣工となりました。

設計・監理をお願いしました「エイチプラスアーキテクツ」様、施工をお願いしました「関組」様、クリーンルームの施工をお願いしました「つぼい工業」様、その他たくさんの工事協力業者様のおかげで、たいへん立派で素敵な工場を建てることができました。ありがとうございました。

当社は1968年に福井で創業し、50有余年、「技術の寺本」として日本の最先端産業を支えるべく、社員一丸となって取り組んできました。そうした中、7年前に建設した第3工場が手狭になったのと、世の中がEV・5G・次世代半導体へと進化するスピードが1段と加速してきたため、それらの精密な機械を製造する工場として、クリーンルームを完備する工場の建設に至りました。2.8トンの天井クレーン付きとしては、たぶん北陸でも最大級の大きさではないかと思います。

第4工場の建設にあたり、クリーンルームが1番の目的ではありましたが、その他にどうしても作りたかったのが、50名以上入れる会議室でした。第3工場の時に30名が入れる会議室を作ったのですが、たいへんありがたいことにこの7年間で社員も12名ほど増えて、全体での勉強会や入社式等を行うにしても、かなりの狭さを感じていました。今回の会議室で60人~70人くらいは入れると思いますので、たぶんあと5年は何とかなると思います。(笑)

これからも “高精度・高品質”そして“一流のモノづくり”にこだわり続け、お客様の“ゆるぎない信頼”を得られ続けるよう精進して参りたいと思います。

こんにちは、社長の寺本です。

寺本鉄工では2年に1回、慰安旅行に行っています。本来でしたら、昨年が慰安旅行の年でしたが、コロナの感染拡大によりやむなく延期しました。

それで今年こそはと10月6日(木)~8日(土)に四国方面でホテルやバスの予約等、すべて取り終えていたのですが、9月初旬の時点で社員の安全を考え、また万が一社内でクラスターが発生した場合、納期遅延等でお客様へのご迷惑を考慮し、今年も慰安旅行としては来年に延期としました。

でも、行きたいんですよね、どうしても社員の労をねぎらいたいんですよ。社員同士のコミュニケーションを取る場を提供したいんですよ。そして私自身が社員と楽しく過ごしたいんですね。そこで閃きました!宿泊しなければいいだろうと。完全ではありませんが、感染する確率がぐっと減るだろうと考えて、日帰りの慰安旅行⇒遠足にすることにしました。

もともと慰安旅行の行き先やその中身も私のリクエストでほぼ内容を決めていますが、今回の遠足も私が近場で社員にオススメしたい「三方五湖の山頂公園とレイクルーズ、天の橋立」に決めました。

当社の慰安旅行(今回は遠足)ですが、基本的に全員参加になっています。計画を立てる段階で全員の日程が合わなければ、合う日にします。それくらいこだわっています。それはなぜかというと会社ってコミュニケーションが1番大切だと思うからです。コミュニケーションが悪い、もしくは乏しいと仕事の効率は間違いなく下がります。何よりも1番は、そんな会社、社員にとっても楽しくないと思います。このことはたえず社員に伝えていますし、年に2回講師を呼んでセミナーも開催しています。

話はそれましたが、そういうことで今年は10月7日(金)に「おとなの遠足」へ行ってきました。まず、当社恒例の買い出しですね、出発し近くのコンビニへ全員で入って、各自が好きな飲み物を好きなだけ買い込みました。もちろん会社負担です。もともとみんな仲がいいのですが、それでも普段しゃべる機会の少ない人とバス内だけでもコミュニケーションを取ってほしいのでバスの席は全員くじにしました。バス内でもゲーム!今回はなるべく声を発しないようにと考え、「寺本鉄工のコミュニケーション王は誰だ」と題してクイズ大会、8つのグループに分けての似顔絵競争や手の平を使っての伝言ゲームなど、たいへん盛り上がりました。ちなみにバス内のゲームの企画や司会進行もすべて私1人でやってます。(笑)

写真はバス内でゲームをしている(左)のと、股のぞきをしている社員(右)です。たくさんの楽しそうな写真があるのですが、残念ながらお見せすることが出来ないので顔が映っていない写真になります。

来年こそはコロナも終息し、4年ぶりの慰安旅行に行って、頑張っている社員の労をもっとねぎらってあげたいですね。

こんにちは、社長の寺本です。

実に9年ぶりくらいで、ホームページを更新しました。2~3年前からリニューアルしたかったのですが、ちょうどコロナが流行しはじめまして、社員の働いている様子の写真がみんなマスクしているわけにもいかず、かといって感染が始まったころは、撮影のためにマスクを外してとも言えず、結局延ばし延ばしの状態でありました。

そんな中、写真撮影は今年の春ごろに行いました。まだまだコロナが感染拡大中でしたので、部署ごとでマスクを外してもらい、しゃべらないという約束で、でも笑顔でお願いしますって、けっこう酷なお願いの中での撮影でした。

この新しくしたホームページで伝えたかったことは、「寺本鉄工の技術力の高さ」と「社員のコミュニケーションのよさ(笑顔の多さ)」です。これをご覧になったみなさんどうですか?このブログをご覧になる方は普段、当社とお付き合いのある方がほとんどかなと思いますので、あらためて確認してもらえると嬉しいです。

当社を知らない方へ、ホームページにもこの言葉は出てきますが、「私たちがつくりだす“高精度・高品質”の精密機械は、50年という歴史で培い、積み上げられた技術で、設計から加工、組立、電気までをそれぞれが高いレベルで製造しています。一流のモノづくりに必要なことは、伝統や技術、設備、徹底した精度と品質管理、そして優秀な人材がすべて揃っていること」このことをお伝えしたいホームページです。なかなか難しいとは思いますが、うまく伝わることを願っています。(笑)

新しくなったホームページをこれからも宜しくお願いします。

こんにちは、社長の寺本です。

当社は私が小学校に入学した頃に私の父が創業しました。もちろん母親も手伝っていたので、私は学校が終わると、自宅から歩いて20分くらいの所にある会社に毎日行っていました。私が会社に着く頃には夕方で、その日に残業する人にいつも母親が即席ラーメン(出前一丁)を作ってあげていたのを今でもよく覚えています。

それから15年後、今から35年くらい前に私が大学を卒業し入社したころには、残業する人にパンと牛乳を出していました。17時半ころにパンと牛乳を食べてもらい、21時~22時頃まで残業をしてもらうという毎日でした。会社としては残業させて申し訳ないという思いもあり、かといって残業をしてもらわなければ、納期も間に合わない、そんな感じでこのパンと牛乳を出していたんだと思います。

そして15年前に私が社長になったころからか、昔から比べると残業時間も減ってきたからか、いつの間にかこの制度(残業する人にパンや牛乳を食べてもらう)はなくなっていました。でももちろん現在も、納期が迫っていると夜遅くまで頑張ってくれている社員がたくさんいます。「お腹空かんか?」「コンビニでなんか買ってこようか?」っていつも聞くんですが、遠慮してるのか、食べなくても平気なのか、結局何もしてあげることができないでいます。

それがとっても申し訳なくて、何年間も何かないかな、何かしてあげられないかなってずーっと思っていました。そうした時に先日サントリーの営業の方が来られて、ボスマートってありますよってことで紹介を受けました。自販機だけならどこでもある話ですが、このボスマートは自販機の隣にお菓子やパンを置いておき、好きな時に自販機にお金を入れて隣に置いてある棚から持っていくことができます。

これだ!って思いましたね。長い間、残業する社員に申し訳ないと思う気持ちがやっと解消できるという思いもありましたので、お菓子やパンは全部半額にしました。半分は会社負担となります。例えばパンは130円を60円で、お菓子は110円を50円で買えるようにしました。全額会社負担でもよかったのですが、残業しない時でも全社員が休憩時間や昼食時にも利用してほしいのでそうしました。(飲み物は全部30円引き)

サントリーは「ボスマート」って呼んでいましたが、当社では「テラマート」って呼ぶことにしました。(笑)

本当は残業がない会社が理想ではありますが、正直なかなか難しいです。 今までお腹が空きながら残業してくれていた社員には、これで少しでも働きやすい職場と感じてくれると嬉しいですね。

5S前
(棚の上は何が入っているかわからない段ボールだらけ)
5S後
(棚の中に置く物は中に何があるかがわかるようになりました。棚の上には何も置かないと決めました。)

こんにちは、社長の寺本です。

私は、ドラックストアー「ゲンキー」の藤永社長が塾長でありますBBR経営塾で、月1回藤永塾長のお話を聞かせていただいています。主にランチェスター戦略に基づいて「ゲンキー」をどのように経営しているかというお話で、たいへん勉強になっています。

そこでずいぶん前に聞いた話でずっと心に残っている事があります。それはゲンキーではほとんどの店舗が同じ大きさで考えられていて、立地によって右から入るか左から入るかの違いになっているということです。要は左右対称になっているので、通路に並んでいる商品はすべてどの店も同じ順番に並んでいるらしいです。こうすることによって、配送センターからどの店にもパレットに同じ商品を積んで運んで、それを各店舗でパレットことに直接、棚の前まで持っていって並べるから、すごく効率がいいということになります。

その時に藤永社長がおっしゃった言葉が特に印象的で「ライバル店はお店の大きさがバラバラだから、棚ごとというのは無理で、通路ごとの商品をパレットに載せてくる。そうすると商品を並べるのにその通路の端から端まで動く必要がある。」(※実際はライバル店も何か工夫されていると思いますが)

私はこの話を聞いた時に、まさに目からウロコでした。ゲンキーの社員もライバル店の社員も配送センターから送られてきた商品を一生懸命、陳列棚に並べていると思います。それがゲンキーでは棚ごとになっています。ライバル店では列ごとになっています。両社とも社員さんは一生懸命に商品を棚に並べますが、時間はどっちが早いか歴然ですよね。どっちの会社が利益を出るか、そして社員に還元できるか、言うまでもありません。

私は、できる社長とできない社長ってそんなところの違いだと思います。「うちの社員は一生懸命働いているみたいだけど、なぜか利益が出ない」ってボヤキながら、よく管理職や社員のせいにしている社長がいますが、それは100%社長のせいなんですね。

社内で物を探す時間って意外とありませんか?そういった時間って、わかってはいますがムダなんですね。でもなかなか手をつけられない、改善されないままでいます。それを放っておくのはまさにダメな社長ですね。当社もようやく5Sの専門の先生を約5か月、10回お呼びして、徹底的に5Sの指導をしてもらいました。

各部署(設計、加工、組立第2工場、組立第3工場、総務)から1名ずつメンバーを出してもらい5S委員会も作り、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)の言葉の定義から、実際のやり方、そして継続するための方法まで、ま~想像以上にびっくりするくらい会社の中が整理整頓され、きれいになりました(上の写真はほんの一部です)。今後間違いなく、今まであったものを探す時間のムダがなくなり、利益につながっていくと思います。そしてそれは必ず社員に還元できます。

当社の社員も一生懸命働いてもらっています。誰もサボっていません。だからこそ、たくさん還元してあげたいたいですね。それは、社長の工夫と情熱次第なんですね。頑張ります。

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