こんにちは、社長の寺本です。
何年振りかの投稿になります。
私があまりにも投稿しないので、最近は総務部から発信してもらっていますね。
今日は朝からとても嬉しいことがあり、誰かにそれを伝えたくて、自分のフェイスブックに投稿しようか迷いましたが、当社の社員も見れるし、当社に興味を持っていただいている方々にも見れるこのブログにしました。
当社は私が社長に就任してここ15年余りで、売上、利益、社員数、工場の規模をかなりの勢いで拡大してきました。今から34年前に私が入社したころは、社員がたった5人くらいで、毎日昼休みには将棋をしたり、麻雀をしたり、仕事中も実に和気あいあいとしたアットホームな楽しい会社でした。
私は、そんな会社が好きです。それは今、33人くらいの会社になってもそうでありたいといつも思っています。ただ組織が大きくなればなるほど、今まで曖昧でやってきたことをどうしてもルール化していかなければなりません。
アットホームで和気あいあいとした会社でいたい、一方で会社を拡大するためにはルールが必要という自分の中では矛盾した会社になっていることで、たまにですが悩む時があります。
現に当社の取締役からは、「だんだん小さい会社ならではのいいところがなくなってきていますね」と指摘されることもあります。
ただきちっとしたルールのもと組織化された会社でもアットホーム的な雰囲気や企画はたくさんあります。例えば、当社では2年に1回は全員参加で2泊3日の慰安旅行を実施してます。他社と違うところは初日に目的地に着いたら、全員でスーパーに入って、旅行中のお菓子や飲み物を買いまくることです。条件は買ったものは旅行中に食べ飲みきる事、これだけです。何買ってもいいです。前回の慰安旅行では高級メロンを買っている人もいました。もちろん6年くらい前に行った海外(上海)でもやりました。そのほか、忘年会、ボウリング大会、BBQなどやっています。
ここまでとても話が長くなりました。もともと嬉しかったことを一言書くつもりでしたが、アットホームな会社というタイトルをつけたばっかりに、気持ちが入り過ぎました。
私は、毎日朝、社員1人1人に「おはよう」って言って挨拶をして回ります。必ず全員に回ります。アットホームから考えたわけではないのですが、社長って家族で言うとお父さんみないなもんだと思っています。だから私は毎日朝社員1人1人に挨拶とすると同時に顔色とか雰囲気を見て、その日の体調なども観察してるつもりです。この人風邪ひいたんじゃないかとか朝から機嫌悪そうだから、昨日家でなんかあったのかなとかですね。
朝の挨拶は社長を継いでからですから、もう15年くらい続けていますが、ここ2年くらいは、自分の手帳に社員の誕生日を記入しておいて、朝挨拶をするときに誕生日の社員には「おめでとう」って声をかけるようにしていました。
本来なら、プレゼントをあげたり、金一封をあげたり、誕生日休暇をあげたりといったことをしてあげるべきかもしれませんが、そんなことも最初は喜ばれそうですが、なんかそのうち形骸化してしまいそうで、そう思うとこうして気持ちだけでも届けたいと思って続けてきました。
そして本日5月28日は私の56歳の誕生日でした。朝から男性社員からも「おめでとうございます」と言われ、女性社員からはプレゼントまでいただきました。さすがに嬉しかったですね。なんとも表現のしようがない嬉しさがこみあげてきています。
私は社員と社員の家族を幸せにする義務があります。このことは先日も社員に告げました。その幸せって、お給料が高ければいい、休みが多ければいいではないと私は思います。もちろんそれは大事ですが、やっぱり、家族といるよりも長くいる会社こそがその幸せの実感を味わえなければならないと思います。
「アットホームな会社が好き」ということを忘れることなく、縁あって当社に来ていただいた社員とその家族を幸せにするために、今後も頑張っていきたいと思います。