あけましておめでとうございます。社長の寺本です。本年も宜しくお願いします。
さて、1月5日(金)から今年の仕事始めです。今年ももちろん新年早々、社員の前で今年の意気込みを熱くしゃべらせてもらいました。(笑)
年頭に当たり社員に伝えたかったことは「おごらない事」でした。寺本鉄工はおかげさまでここ数年ずっと忙しいです。そして昨年、過去最高の売上を更新することができました。これはすべてお客様からの信頼なんですね。「寺本鉄工に出せば、納期通りにいい機械やいい部品を造ってくれる」という「寺本ブランド」が根付いてくれてたおかげです。だから受注が増えたし、忙しかったのだと思います。
そしてたいへんありがたいことに、今年も多くの受注をいただけそうです。でも社員からしてみれば、放っておいてもお客様が仕事を出してくれるみたいな、このままではあってはならない感覚に陥りそうに感じました。例えば少しくらい納期が遅れても、少しくらい精度が悪くても、忙しかったら少しくらい仕事を断っても、どうせ仕事をもらえるだろうと。この「少しくらい」っていうのが、「おごり」なんですね。
こんな気持ちになる社員が出てきたら、お客様は一瞬で見抜きます。そして長年築いてきた「寺本ブランド」はすぐに無くなります。そうなってからでは遅いです。もちろんですが、社員の誰一人としてそんな事を望んではいません。
「絶対におごらない事」年初から、かなりきつめに言わせてもらいました。寺本鉄工は今年も謙虚におごらず、勝ちをめざします。