当社は先代社長が1968年に創業。専用機、自動機の組立業務を主としてスタートしました。
かつては下請けが中心でしたが2000年ごろから方向転換を図り、当社の強みである超精密な機械製造に特化。
それまで培ってきた技術とノウハウを磨き、高精度・高品質にこだわったものづくりを徹底しました。
思い切って経営方針を転換できたのは、自社製品の精度・品質に絶対の自信があったからこそ。
技術を安売りせず、自分たちの技術を高く買ってくれる企業に取引先を絞り込むなど、地道な営業活動を重ねた結果、
自動車メーカーや電子部品メーカー、電装メーカー、半導体メーカー、繊維メーカーなど
日本を代表する企業との取引関係を獲得。
「高精度なものづくりなら寺本鉄工」というゆるぎない信頼を勝ち得るまでに、企業ブランドを高めています。
当社の強みは、精密な機械を設計から加工、組立、電気まで一貫して行える製造体制にあります。一貫体制により工程が組みやすく、外注による時間や予算のロスを低減。それぞれの部門が高い水準の技術を発揮することで、どこよりもいいものを、できるだけ安く、短納期で納入できる製造ノウハウを確立しています。
当社で手がけているのは、コネクタ自動組立機や整経機などメーカーが製造ラインで使用する機械です。万一、現場で機械にトラブルが発生すると製造ラインが止まり、大きな損失が生じます。大手メーカーになるほどその損失は大きく、機械への精度・品質がシビアに求められます。当社では、設計から加工、組立、電気まですべてのプロセスで精度を追求し、機械を組み上げた後も細かな調整を重ねて納入。要求に応える高精度・高品質な技術で、日本のものづくりの最前線を支えています。
当社にはベテランの技術者が在籍し、創業50年の歴史の中でその技術を受け継いできました。今後はその技術を若い世代に継承するとともに企業規模の拡大を視野に入れ、人材の積極採用を推し進めていきます。
企業が成長するには、社員の成長は不可欠です。そのため、資格取得のバックアップや人材教育の拡充など人材の育成にも注力。技術を磨くのはもちろん、人材を磨くことにも力を入れ、「いい人材がいる会社」としての評価を高めていきたいと考えています。また、従来の工場のイメージを一新すべく、2015年に新設した第3工場は光を取り入れた明るい空間とし、床暖房を完備するなど働きやすい職場環境づくりへの改革も進めています。
一流のエンジニアがそれぞれの力を発揮し、ともに働くことで、さらにその力を高め合っていく。企業として、人として成長できるステージをめざして私たちはチャレンジを続けていきます。
代表取締役寺 本 光 宏
1964年 | 福井県福井市に生まれる (5月28日生まれ) |
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1983年 | 北陸高等学校普通科 特別進学コース卒業 |
1987年 | 東海大学工学部電気工学科卒業 |
1987年 | 寺本鉄工入社 |
2006年 | 代表取締役に就任 現在に至る |